転職活動時の面接では、やはり「退職理由」は必ず聞かれる項目になりますが、実はその時に「絶対に言ってはいけない退職理由」があります。
別に言ってしまってもお尻を叩かれる訳ではありませんが(笑)
しかし言ってしまうと、お尻を叩かれるよりキツい自体に陥ってしまうかもしれません…。
なので今回は、その退職理由を聞かれた時に「絶対に言ってはいけない退職理由」をご紹介していきたいと思います!
退職理由を聞かれた時に絶対に言ってはいけないこと
さっそくですが、転職活動の面接で退職理由を聞かれた時、絶対に言ってはいけない退職理由を挙げていきます!
細かく分けると色々あるのですが、とりあえずこの3つの項目だけ注意しておけば問題ないというものだけピックアップしてみました。
1.ポジティブな言葉を使い、ネガティブな言い回しは避ける
これはどこでも言われていますし、前回の記事でもご紹介しましたが、退職理由を伝える時は出来るだけポジティブな言葉を心掛けるべきです。
しかし退職理由というのは、実際ネガティブな理由であることが多いですよね(笑)
退職理由をポジティブに伝える上で、このネガティブな理由を隠そうとする人が多いのですが、本当に大事なのは、ネガティブな退職理由を隠してポジティブな面だけを話すことではありません。
そのネガティブな退職理由を、出来るだけポジティブに変換して伝えることなのです。
例えば社長、上長からの評価に納得いかなかったら、
誤:上長からの評価にどうしても納得がいかなかったので、退職を決意しました。
正:若くてもチームリーダーを経験したいと思い、そのようなご経験をさせて頂ける社風の会社に転職できればと考え、この度自身のキャリアアップのために退職を検討しました。
イメージですがこんな言い回しで話す感覚を持ってもらえたらと思います!
2.人間関係に関する退職理由は、可能なら口にしない
上の話の続きにはなってくるのですが、本当の退職理由が人間関係だという場面もあるでしょう。
実際会社を退職する理由の第1位は人間関係ですから、その確率はやはり高いといえます。
たださっきの話と矛盾するかもしれませんが、人間関係に関する退職理由は可能な限り口にしない方が無難です。
何故なら人間関係の退職理由というのは、例えどんな言い方をしたとしても、面接官には悪い印象が残ってしまうからです。
中には人間関係で退職(転職)を検討した人は絶対に取らないという面接官もいるくらいなので、それ以外の退職理由があるのであれば、そちらのみを伝えるのが賢い選択でしょう。
3.嘘は言わない
就職面接とはよく「騙し合い」「駆け引きの応酬」だと言われることがあります。
そして悲しいことに、今の就職事情ではそれは間違っていません…(泣)
しかし転職活動においての面接では、嘘や誇張した発言は避けた方が無難です。
実務に関する嘘(出来ないものを出来るという嘘)を言わない方がいいことは、ほとんどの方は分かっていると思いますが、よく起こることとして「嘘の実績」を面接官にアピールすることです。
学生時代の就職活動であれば、嘘や誇張した活動を伝えてもあんまり問題はなかったと思います。
しかし社会人の嘘の実績とは意外とバレてしまうことが多く、中には前職の会社に問い合わせを行う会社もあったりします。
なので面接の場で嘘の実績を伝えることは、後々自分の首を絞めることになると考えておいた方がいいでしょう。
絶対に言ってはいけない退職理由を把握しておきましょう!
退職理由を聞かれた時は、つい本音を話してしまう方もいれば、逆に何もかも隠してしまうような方もいたりします。
しかし退職理由はしっかり伝えつつも、ポジティブに伝えることや言ってはいけない退職理由を把握しておくことが大切になってくるのです。
今回ご紹介した「絶対に言ってはいけない退職理由」を、退職理由を聞かれた際の切り返しの参考にして頂けたら幸いです!