新卒でも中途の転職でも、面接の場では同じようなことを聞かれたりもしますが、その中の一つとして親との仲についての質問があります。
親子関係が良好な家庭で育った方であれば特に問題ないでしょうが、逆に親子関係が悪い家庭で育った方は、あまり聞かれたくない質問かもしれませんね…!
しかし人事の方は、何故面接で親との仲について質問してくるのでしょうか?
そして親との仲が悪い人は、正直に答えたら面接に合格できないのでしょうか…?
今回はその疑問を解消していきたいと思います!
面接で親子関係について聞かれる理由
そもそも何故人事の方は親との仲を気にするのかを考えてみましょう。
まず会社というのは様々な年代の方が集まる場所なので、その中で幅広い年代の方と人間関係を築く必要があります。
人数の少ない会社もあるかもしれませんが、少なくとも学校と同じように同世代ばかりという訳ではないですよね。
その中で特に新入社員は、年上の上司と良好な関係を築けるかどうかがとても大事で、その年上の上司との関係を築くのが上手な方というのは、親との関係、特に父親との関係が良好な傾向があるそうなのです。
もちろん必ずしも親子関係が訳ではないのですが、そういった理由で親子関係、特に父親との関係を聞かれることが多いみたいですね…!
親子関係が悪い場合にはどう答えたらいいのか
この質問はご両親と仲良しな方であれば、寧ろ有利になる質問なので聞かれても困らないと思いますが、親子関係が悪い家庭で育った方の場合は、あまり聞かれたくない質問かもしれません。
もし親子関係が良くない家庭で育ったという方の場合は、面接の場では自分が素直な人間であることと、今までの経験で年上の方から好かれていたことをアピールするといいと思います。
こういう場合のベターな回答方法は、親御様には申し訳ないですが面接の場では親を一旦悪者にして(悪口をいうのではない)、「こういう家庭で育ってきたが、だからこそ強く生きられています」というような内容での切り返しがいいでしょう。
その後に「何故かと申しますと〜」「ちなみに〜」などと信憑性を加えるエピソードを話せたら理想ですね!
恐らく面接官もこの辺りの内容を掘り起こそうと、少し踏み込んだ質問をしてきますので、その答えも用意しておきましょう。
面接で親子関係を聞いてくる理由を把握しよう!
先ほども書いたように、親子関係を聞いてくる理由というのは、職場の人間関係を良好に築けるかを推し量りたい目的であることがほとんどです。
それを知っておくのと知らないのとでは、面接時の回答に大きく差が出てきますので、面接時に親と仲が良いかどうか聞かれた時には、この記事を思い出して頂けたら幸いです!