「最近ウチの会社で会議がやたら増えてきた…」
中規模以上の会社に勤めていると、会議というものはほぼ必ず存在することと思います。
会議が必要ない企業というのは、基本的に優秀でやる気のある人が集まっている場合のみで、会社というのは様々な能力やモチベーションを持つ人間の集合体な訳ですから、会社の体制や意識を整えるためにも、会議というのは必要になってくるのです。
ただ時より会社勤めをしている方から、「突然会議が増えてきた、うちの会社はそろそろヤバいんじゃないか…!」なんて声を聞くことがあります。
確かに会社が倒産する兆候の一つに【会議が増える】いうのは存在するようです。
しかし何故会議が増えるのが会社が倒産する兆候だと捉えられるのでしょうか?
会議が増えると何故会社が潰れる?
そもそも会議というのは、元を辿って考えれば《業績を上げる》という一点のために行われるべきです。
会社が傾いてくると当然経営陣は会議をしたがる訳ですが、まず現場で働いている人はそれにより貴重な稼働時間を奪われます。
そして何より会社が傾いている時の会議というのは、「もっと売ってこい!」「業績を上げろ!」「◯◯(部署、個人名)は何をしてるんだ!」などと現場で働いている人を詰めるだけのものに成り果てることも多く、そうでなくても無駄な押し問答しか行われません。
それにより現場で働いている社員の稼働時間も減り、モチベーションも下がる→業績も下がる
業績が下がったらまた緊急会議が行われる・・・
そんな無限ループの中で、会社の業績が上がる訳はありませんよね(笑)
会議が増えてきたら、会社から脱することを考えるべきかも
その無限ループの中で、周りの社員がどんどん退職する現象も起きてくるかもしれません。
そうなると残された人たちの負担もどんどん大きくなる訳ですが、社員が退職し始めたらいよいよ倒産間近です…!
なので会議が増えてきた時点で、少なくとも転職活動の下準備くらいはしておいた方がいいと思います。
会議が増えただけで会社が倒産すると考えるのは早合点ですが、少なくとも危険信号であるということは覚えておいて損はないでしょう。
ちなみに会社が傾いた時に会議が増え理由を次回書きたいと思いますので、気になった方は読んで頂けたら幸いです!
次回の記事:会社が傾くと会議が増える3つの理由