転職エージェントとして仕事をしていると、たまにですがこちらに完全に頼りきりになってしまう方もいたりします。
頼ってくれるのはとても嬉しいのですが、正直転職エージェントに頼りきりになってしまうと、転職活動の失敗に繋がる可能性は逆に高まってしまうのです。
今回は転職エージェントに頼りきりになると何故危険なのか、転職エージェントの本音も交えてお話ししたいと思います!(笑)
何故転職エージェントに頼りきると転職に失敗するのか
ではいきなり本題ですが、転職エージェントに頼りきると何故転職に失敗する可能性が高まるのでしょうか?
その理由を3つに分けてご紹介しますので、もし転職エージェントに頼りきりになってしまっている方は、以下の内容を最低限把握しておいてください。
1.転職エージェントのいいように扱われる
まず一つ目は、転職エージェントのいいように扱われてしまうことです。
転職エージェントも千差万別で、本当にあなたにとっていい会社を提案してくれる人もいれば、自分の実績ばかりを追っている転職エージェントも中にはいたりします。
前者に当たれば任せきりでもいいかもしれませんが、後者に当たってしまった場合は単に転職エージェント側の数字になる(企業から紹介料を多く貰える)求人ばかりを紹介されがちです。
なのであなたにとってはいい転職に結びつかず、しばらくしてまた転職活動をするハメになってしまうのです。
2.転職エージェントから面倒臭がられる
2つ目の理由としては、あまり依存しすぎると転職エージェントから面倒臭がられる可能性があるということです。
本来あってはならないことかもしれませんが、転職エージェントも一人の人間です。
あまり依存されたら面倒に感じ、その方よりも他の求職者を優先してしまうこともあるでしょう。
少なくとも転職エージェントに何度も連絡をしたり、何度も会社に訪問するような行為はやめておくのが正解だと思います。
3.選択肢が狭まってしまう
最後にして一番大きな理由は、選択肢が狭まってしまうということです。
転職エージェントを利用すること自体は、自分でいうのもなんですが転職活動を円滑に進める上でとても良いツールでしょう。
しかし転職エージェントに言われるがままになってしまいますと、仕事の(もっと広く言えば人生の)選択肢が、その転職エージェントが提供できるものだけに限られてしまいます。
転職エージェント以外にもハローワークの求人を見たり転職サイトに登録して求人を眺めることも、今後の選択肢を増やす上でとても大切なことなのです。
転職エージェントには依存すると危険!
上記の3つの理由から、転職エージェントに依存してしまうのは危険だと言えます!
転職エージェントは自分の適正だったり、隠れた可能性を発見するツールくらいに考えて、求人は幅広い媒体から選ぶ意識を持っておくのが大事になってくるでしょう。
これからは転職エージェントだけに頼りきらず、ハローワークにも足を伸ばしてみたり、家で転職サイトの求人を眺めてみるのもいいかと思いますよ!