一昔前の管理職といえば、現場から完全に離れ数字進捗の管理や人材育成など、内側の管理が主な業務となっていました。
しかし近年は人材不足で一人当たりの業務量が増えている関係か、管理も現場仕事も同時にこなす「プレイングマネージャー」と呼ばれる管理職が増えてきています。
単純に仕事量が増えるため、管理職になりたがらない人もとても多い状況なのですが、実は大変でも管理職(プレイングマネージャー)を経験しておいた方が、後々転職となった時にとても有利になります。
プレイングマネージャーが転職に有利な理由
何故プレイングマネージャーを経験しておいた方がいいかといいますと、説明しなくてもなんとなくわかるかもしれませんが、管理職としての業務経験を持ちながら現場感を忘れていないプレイングマネージャーは、会社にとって大きな即戦力となる可能性が高いからです。
それにプレイングマネージャーは前職の取引先などで大きなマーケットを持っている可能性も高いです。
部下の管理や人材育成の経験がある上に、独自のマーケットも持っているプレイングマネージャーがとても重宝される存在なのは、誰の目から見ても明らかですよね!
特に近い職種であればあるほど、仕事に困ることはほぼなくなるかと思われます。
プレイングマネージャーを経験しておこう!
「自分は転職を考えていないから…」といって管理職を経験したがらない方もいたりしますが、今はそう思っていても将来どうなるかはわかりませんし、大企業でも倒産したりコストカットに走る今の時代、止むを得ず転職を余儀なくされることだってあるでしょう。
例え転職しなかったとしてもプレイングマネージャーという大変な仕事を経験した人の方が、その後の昇進も早くずっと現場にいる人よりも、いい方は悪いですが楽なポジションにつけるはずです(笑)
少なくとも自身のキャリアの中でプレイングマネージャーを経験しておくことは、今後の人生がどうなろうといい方向に進むと自分は思います。
冒頭に書いた通り、現在は管理職(プレイングマネージャー)になりたがる人はあまり多くありません。
これは逆に考えれば、自分にとっては大きなチャンスなのです。
今後の人生のためにも、可能な限り早い段階でプレイングマネージャーを経験しておきましょうね!