現在転職活動をしている、転職を検討している方の中には「少しだけ休養期間を作って、ゆっくり休んでから転職しよう!」と考えている方も多くいると思います。
会社を退職すると国から失業保険の給付を受けられるので、それらを満額受け取ってから次の仕事に就こうと考えるのも、ある意味賢い選択ですよね…!
しかし転職市場だけで考えた場合、休養期間を設けない方が転職市場においてのあなたの価値が大幅に上がることも事実なのです。
転職活動で休養期間を設けない方がいい理由とは
転職市場において仕事に就いていない期間というのは、基本的にブランクとして考えられます。
その期間が1〜2ヶ月くらいであれば問題ありませんが、3ヶ月以上続いてくると採用をする人事の方は「この人大丈夫かな?」「もしかして今までどこからも雇ってもらえなかったんじゃ…」なんて疑問は大なり小なり生まれてしまいます。
休養期間を1ヶ月で設け、それから仕事を決めようと考える方もいるようですが、転職は思ったよりもすぐには決まりません。
転職活動が上手く行かずに3ヶ月、半年と職歴が空いてしまった場合、少なくとも良い条件の会社には転職しづらくなることは間違いないです。
(最悪そのまま仕事が決まらなくなる危険性もあります…)
そういった意味から、転職は可能であれば在職中に転職先の企業を確定し、在職中に転職活動が出来なかったとしても、退職後すぐに転職活動を始めるべきかもしれませんね…!
どうしても転職前に休養期間が欲しい方は
かといって仕事だけが人生ではありませんので、「どうしても転職前に休養期間が欲しい!」という方もいらっしゃることでしょう。
正直仕事や条件をあまり選ばない方であれば、一定の能力があればいつでも復職は可能なので、ゆっくり休んでもいいと思いますが、仕事も条件もしっかり選びたいという方は、一工夫しておくべきかと思います。
固い方法としましては、先に転職活動をして内定を貰ってしまい、就業開始を数ヶ月先にしてもらうことです。
理由も家庭の都合などを上手く盾にしたり、前職の退職日を上手く誤魔化したりすることによって、数ヶ月先からの入社に出来ます。
それにより内定が貰えない危険性を考慮するなら、「来月頭から就業自体は可能ですが、◯◯(都合)により◯月から就業開始だとこちらとしては助かります。もし難しければ来月からで問題御座いません」という伝え方をしておきましょう。
仕事も条件も妥協したくない、でも休養期間は欲しいという方は、先に仕事を決めてから休むことが一番理想だと思いますよ!
転職活動は休養期間を置かずにすぐ行おう!
どちらを選択するにしても、転職活動自体は休養期間を空けずにすぐ行った方が、より良い条件の会社に転職出来ることは間違いないでしょう。
なので転職する前に休養期間を設けようと考えている方は、最低でも転職活動だけは先にやっておくべきかもしれません…!
休みたい気持ちも当然だと思いますが、それにより今後のキャリアが閉ざされてしまう危険性もありますので、本格的に休む前に一度将来に向けて動き出すことをオススメします!