今IT業界に興味を示す若い人は学生を中心にかなり多いのですが、実際に仕事として従事する人は意外にも少ないそう。
実はその影響からか、今のままだと2020年あたりからIT人材はかなり不足してくるらしいです。
その数なんと30万人!
30万人もIT人材が不足してくるとあっては、IT会社の多くは人材不足を感じながら仕事をすることにもなりそうですね…。
しかしそんな状況だからこそ、IT業界への転職を諦めている方にとってはチャンスかもしれません。
何故日本ではIT人材が不足しているのか
ちなみに日本でIT人材が不足している理由は、一つは単純に若い人が少なくなったからです。
生まれた時からIT機器に触れて育った「デジタルネイティヴ」と呼ばれる若い人達が、少子高齢化社会で完全に少なくなっています。
そもそもポテンシャルの高い人材が、少なくなってきているとも言える訳ですね。
ただもっと深刻な理由としては、日本の人材のミスマッチ率が挙げられます。
日本ほど企業と人材のミスマッチが激しい国はありませんので、本来ITで活躍出来る人材が他の業界に流れてしまい、ITに向いていない人がIT業界に入ってしまうことが多いのです。
そのためIT会社では人材の流出が起こり、更に異業種からIT業界への転職は困難だったため、IT業界は特に人材不足になってしまったみたいですね。
IT業界も未経験での中途採用に注力
ただIT業界への転職は以前は困難だったものの、近年人材不足の煽りを受けてか、IT業界も中途採用を強化しています。
中でも「未経験OK」の文字が最近特に目立つようになっていて、ポテンシャルがあれば積極採用するIT会社が増えてきているのが肌で感じられます。
IT業界はパソコンが苦手な人には向かないかもしれませんが、離職率が低い優良な会社が多く、待遇面や社風がホワイトな会社も非常に多いです。
もしパソコンで何かをするのが好きな方であれば、IT業界も視野に入れてみるといいと思いますよ!
深刻な人材不足のIT業界、転職する側にとってはチャンス!
IT業界は今深刻な人材不足で窮地に立たされていますが、人材不足の業界は転職する側にとってはチャンスです。
IT業界はホワイトな会社が多い上に報酬も高いので、今の給料や労働時間に納得していない方は、IT業界への転職を考えてみてもいいかもしれません。
ちなみに業界最大手の「リクナビNEXT」にITの未経験求人も多く集まっていますので、一度眺めてみるのもいいと思いますよ!