今や多くの転職サイトに「スカウトメール」という機能が付いています。
スカウトメールとは転職サイトに登録している求職者に対し、企業が直接オファーのメールを送ることが出来る機能です。
以前は求職者から企業へアプローチするのが普通だったのですが、今は企業が求職者にアプローチする方式も生まれてきているようですね!
ちなみにこのような方式は「ダイレクトリクルーティング」と呼ばれ、日本では新鮮ですがアメリカなど海外では昔から当たり前に行われてきた方式になります。
このダイレクトリクルーティングの代表的なツールであるスカウトメールですが、実は自分もスカウトメールを送っていたことがあります(笑)
なのでその経験から思うスカウトメールに返信する際のコツを、リアルな視点でお送りいたします♪
スカウトメールの返信の際に意識すること
そのスカウトメールに対し返信をする際のコツですが、大きく分けて3つの内容に分類できます。
どれも大切なことなので、それらを一つずつ丁寧に解説していきたいと思います!
1.丁寧で社会人らしい文章を心がける
まず企業がスカウトメールを多く送れば、それなりの数の返信が届く訳ですが、やはり文章の質に歴然とした差が出てきます。
丁寧で社会人らしいメールを送ってくる方もいれば、就活をしている学生と思えるレベルの文章を送ってくる方もいますね(笑)
前職でメールをほとんど使わなかった方など色々な方がいますので、理屈で言えばそれだけで人材の善し悪しは判断出来ませんが、始めのコンタクトはメールでのやり取りになる訳ですので、そこである程度印象が決まってくる感は否めません。
ですので上手な文章でなくても構いませんので、社会人らしい丁寧な文章を心がけましょう。
ちなみに文章の最後に「よろしくお願いいたします」と書く人よりも、「宜しくお願い申し上げます」と書く人の方が印象はいいことが多いですね(笑)
2.あなたのプロフィールをしっかり読んでいる訳ではない
実はほとんどのスカウトメールは、あなたのプロフィールや経歴を読んで送っている訳ではありません。
スカウトメールを送る側は「営業経験1年以上」などと条件を絞って、検索に出てきた人に一斉送信しているのです。
(恐らくスカウトメールを眺めていると、「あなた宛」の文章ではないことに気付くと思います)
これはあまり良くない文化だと思いますが、企業側からしたら一人一人に送る時間はなかなか割けないので、テンプレートで数を送っている訳ですね。
要するにスカウトメールが来たからといって、企業があなたに興味を持っているとは限らないということです。
なのでスカウトメールの返信の際は、その企業に興味を持った旨と、若干の自己アピールを混ぜておくといいかもしれません。
スカウトメール自体が当たり障りのない内容なためか、返信する側も当たり障りのないメールを送っていることが多いので、出来るだけパーソナルな返信を心がけることで他の求職者に差をつけることが出来ますよ!
3.スカウトメールに頼り過ぎない
スカウトメールがたくさん来ることで「自分は多くの企業から求められている」と安心してしまい、転職活動がなかなか進まない例が意外と多かったりします。
確かにスカウトメールは今後の転職活動において有効なツールですが、それだけに頼ってしまうのも良くありません。
あなたからも企業にアプローチする意識を忘れてはいけないのです。
それに先程も書いた通り、スカウトメールのほとんどはテンプレートで一斉送信されているので、どんな人でも一定数のスカウトメールは届きます。
(ちなみに【40歳中卒職歴なし】のような設定で登録してみても、スカウトメールはたくさん届きます 笑)
なのでスカウトメールが来るからといって、決して安心してはいけないということですね。
スカウトメールの返信の際には企業側の視点も持っておこう
スカウトメールに返信をする際には、送り手である企業側の視点に立ってみることで、今までよりも好感の持てる返信が出来ることでしょう♪
今回は送り手側の割とリアルな視点で記事を書きましたので、今回の内容を参考にしてもらえれば他の求職者に差をつけることも可能だと思います。
スカウトメールに頼り過ぎるというのは危険ですが、スカウトメールを送る時のコツをフル活用して、転職活動を有利に働かせてくださいね!