ブラック企業がどれだけ蔓延しているかの統計はなかなか取れないようですが、少なくとも働いている本人が「自分の会社はブラックだ」と思っている人の統計なら取ることは恐らく可能。
そこで与信管理サービスを提供する会社が調査を行なったところ、なんと26.5パーセントの人が自分の勤めている会社がブラック企業だと考えているようです。
ただそんなブラック企業に勤めている方の中には、転職に踏み切らずそこで勤め上げようとする方も半数近くいるよう…。
ブラック企業がなくならない理由も大事ですが、ブラック企業に勤め続ける人がそこから逃げ出せない理由も知っておくべきかもしれません。
ブラック企業から逃げられない理由
ではそのブラック企業から逃げられない理由ですが、やはり第一としては収入の面が大きいようですね…!
特に年収が500万円を超えている方は、いくらブラックな条件であろうと、家庭のために働き続ける選択をする方が多いようです。
確かに500万円を超える年収を転職で得られるとは限りませんので、他の条件がいくらブラックであろうと、家族のためにブラック企業で働き続ける道を選ぶという訳ですね。
逆に500万円を下回る方の場合は、転職を考える確率が格段に上がるようですので、どうやらブラック企業から逃げられないのは、金銭的な理由が大きいようです。
自社がブラック企業だと思う理由は?
ちなみに自分の勤めている会社がブラック企業だと思う理由には、果たしてどんなものが挙げられたのでしょうか?
そのトップに君臨する理由は、やはり「サービス残業」 みたいですね。
残業しているのに残業代が出ない、労働時間と給料が見合わないといった時に、人々はその会社をブラック企業認定するようです。
それからもう一つ大きな理由としましては、「有給休暇が取得出来ない」という事も挙げられました。
特に家庭を持っている方の場合は、家族旅行のために有給を取りたいのに、上司や会社の風土によって取得出来ないと、会社に対して大きな不満を持つみたいですね。
他にも給料が安いなど、ブラック企業だと思う理由はいくつもあるようですが、一番多いのはどうやらプライベートに関わる要素のようです。
ブラック企業から脱出しよう!
家庭の事情などが絡んでくると、なかなかブラック企業から逃げ出せないみたいですね…!
しかし定年までブラック企業に利用され続けるくらいなら、思い切って転職を決意するのもいいかもしれません。
ホワイト企業も増えている今なら、中途でもかなり良い条件で雇ってもらえる事も多いので、とりあえず求人だけ眺めてみるというのもアリだと思います。
もし気になった方は、業界最大手のリクナビNEXTから覗いてみてください。
きっと良い求人がたくさん見つかるはずですよ♪