今日本では働き方改革が進められ、
働きやすい世の中を作ろうと色々な政策が始まっています。
今回はそのうちの一つである、
「テレワーク」という働き方に注目してみました。
実は働く場所の制約をなくすことで、
会社の業績を上げることができるという統計も出ているのです。
総務省推奨の「テレワーク」とは?
そもそも総務省が推奨する「テレワーク」とは、
一体どのような働き方なのでしょうか?
テレワークとはその名前からもなんとなく想像できますが、
通信機器を活用することで場所や時間の制約を受けずに、
より自由な働き方を実現するものです。
もっと簡単に言えば電話やメール、チャット機能を活用することで、
各々が家やカフェなど好きなところで働くことができるといったもので、
要は会社のオフィスに縛られる必要をなくすための政策ですね。
自由な働き方が実現することで時間的&精神的負担が減ることはもちろん、
出産や身内の介護などが原因で出社が難しくなってしまった場合でも、
テレワークが進むことで以前のように離職する必要はなく、
これまでと同じ条件で働くことができることできます。
女性の社会進出や介護の問題が大きい中、
それらを解決する大きな一助となっていきそうですね!
テレワークの一番のメリットは「集中して働ける」こと
しかしテレワークの一番大きなメリットは、
実は会社のオフィスよりも集中して働けることかもしれません。
「ザイマックス不動産総合研究所」が行った調査結果によりますと、
テレワークを実行している会社の人が一番メリットだと感じていることは、
実は「集中して仕事ができる」ことだそうです。
(49.7%の人が、テレワークにより集中して仕事ができると回答)
次に「仕事の成果が向上すること」や、
「いいアイディアが出せる」との回答が続き、
テレワークの方がいい仕事を生み出す可能性がありそうです。
もちろん会社で仕事をする方がいいという方もいるでしょうが、
会社で仕事をしたい人は好きなタイミングで出社し、
テレワークの方が集中できる人はテレワークにすれば、
各々理想的かつ最も効率的な働き方が実現できそうですね!
テレワークが難しい会社や部署もあるでしょうが、
そうでなければ検討の余地は大きいのではないでしょうか。
テレワークにより仕事の管理が大変になる?
テレワークにおいてよく挙がる声として、
「仕事の進捗管理が難しくなるんじゃないか」
「サボる部下が出てくるのでは?」
というのが挙げられますね。
これは当然の疑問だと思いますが、
しかし実際にテレワークを行っている会社の先の統計では、
「部下の管理(評価)がしづらい」は1割強にとどまっています。
一見同じ空間にいないと評価しにくかったり、
動きが見えにくくなるといったデメリットもありそうですが、
実際は数字や結果だけの判断になることで正当な判断ができるようです。
数字は嘘をつかないと言われますが、
まさにこのことのようですね(笑)
会社にいてもサボる人は上手くサボりますし、
出社しないことでの管理上のデメリットはあまりないのかもしれません。
テレワークを導入した方が、会社の業績は上がるかも
少なくとも統計データから考えてみると、
テレワークを導入した方が会社にとっても働く人にとっても、
大きなメリットがあるように感じられます。
もちろん数字だけではわからない部分もあるでしょうし、
導入して失敗に終わる企業もあるのかもしれませんが、
試してみる価値はきっとあるように思えます。
もし勤めている会社があなたの意見に耳を傾けてくれるところなら、
是非テレワークの導入を薦めてみてください。
日本の多くの企業が柔軟な働き方ができるようになって、
仕事上の問題や辛い事件が減ってくるといいですね…!