現在日本企業の多くが人材不足に悩まされ、
中途採用にも力を入れている企業が多くなっていますね。
ただ高い給料など好条件を打ち出しているにも関わらず、
優秀な人材が集まらないといったケースも多く、
中途採用に難航している企業が星の数ほどあるようです…!
今回はどちらかというと企業様の記事になってきますが、
その中途採用で優秀な人材を確保するために、
最近の若者が重視している条件などをご紹介していきたいと思います。
これで中途採用で優秀な人材が集まってくる確率が、
グッと向上するはずですよ!
最近の転職者は給料よりも福利厚生を重視?
最近の転職市場においては、
必ずしも高い給料や賞与を保証している企業が
優秀な人材を集めているという訳ではないようです。
最近の転職者は高い給料や賞与を得たとしても、
自分の時間がなくなる方を嫌がる傾向があり、
かつ始めから高い給料の会社は仕事がハードだったり、
あるいは人が定着しないブラックな会社であることも多く、
給料が高いことがむしろマイナスに働くことすらあるそう…!
では何を重視しているかというと、
休みがしっかりあるかや「バースデー休暇」などの
会社独自の福利厚生があるかどうかになってきます。
8割の転職者が給料よりも福利厚生を選ぶ
某転職会社の統計によりますと、転職者の約8割が
高い給料よりも充実した福利厚生を選択するそうです。
ご存知の方も多いかもしれませんが、
今の社会人は仕事よりもプライベートを充実させたいと考える傾向があり、
それは若者だけではなく30〜40代のミドル世代と呼ばれる層にも及んでいます。
会社としては仕事をバリバリやる人を採用したい…と思うでしょうが、
業界の傾向を見ていても福利厚生を充実させた方が優秀な人材が集まり、
会社の業績も大きく伸びていく傾向にあるようです。
また福利厚生が充実=社員を大切にしているとも考えられるので、
逆に仕事をバリバリやりたい人もそちらに多く集まってきます。
なので時代の流れに沿って、高い給料を提示するよりも
充実した福利厚生を設けて優秀な人材を集めることが、
会社の未来を作ることに繋がる可能性が高いのです。
どんな福利厚生が人気?
ちなみにどんな福利厚生が人気が高いかといいますと…
リフレッシュ休暇などの休暇系はもちろんですが、
それ以上に社員の生活の基盤を支えるような、
「住宅手当」「社員食堂(昼食補助)」のようなものが
人気としては一番高いようですね。
ただこれは一般的な統計でもありますので、
体感としては優秀な人材ほどプライベートを有意義に使いたいと考えるのか、
休暇を充実させた方が優秀な方の応募が多くなる気がします。
あとは他社にはないユニークな福利厚生や、
副業を許可することでも優秀な人が集まるようになりますので、
企業の経営や人事に携わっている方は一考の余地はあるかもしれませんね。
福利厚生を充実させて優秀な人を集めましょう!
もし現在高い給料などの好条件を提示しているにも関わらず、
中途採用が思うように進まないといった場合には…
給料や会社の紹介文の見直しも大切かもしれませんが、
それ以上に充実した福利厚生を社内で検討した方が、
特にこれからの時代には合っているかと思われます。
またそうすることで今いる社員の方の定着率も上がり、
人材の流出を防ぐことにも繋がってきますので、
是非充実した福利厚生もご検討してみてくださいね。