ハローワークの嘘求人が増えている!?
ハローワークで仕事を見つけた方で、後日「求人票の条件と違う!」と苦情を入れた人の数は、2015年でなんと12000人にも昇ったそうです。
ハローワークで嘘求人が蔓延しているとは、なんとも恐ろしい話ですよね・・・!
でも何故ハローワークには嘘求人が蔓延しているのでしょうか?
ハローワークに嘘求人が蔓延している理由
ハローワークに嘘求人が蔓延しているは色々ありますが、根本的な理由はハローワークの求人掲載が無料なことに尽きると思います。
特に離職率の高い企業(俗にいうブラック企業)が、企業説明会やリクナビなど求人サイトへの掲載料を払いたくなくて、無料で掲載出来るハローワークに求人を出すパターンが多いですね。
当然ブラック企業の場合、ありのままの条件を載せられるはずもないので、ちゃんと人が集まってきそうな条件の、要するに嘘の内容を書いた求人票を提出します。
そしてハローワーク側も嘘の求人票かどうか確認する術はありませんので、そのまま受理、求職者に公開されてしまうという流れです。
今の世の中はブラック企業がたくさんありますので、その嘘の求人票が増えているのも必然かもしれませんね・・・!
嘘求人に騙されないために!
ではハローワークの嘘求人に騙されないためには、果たしてどうすればいいのでしょうか?
まずやたらに給料の高い仕事は警戒しましょう!
例えば求人票で「基本給27万円」と書いてあった求人なのに、面接に行ったら「基本給17万円+残業100時間分込みで27万円です」なんて言われることはよくあります(笑)
それとハローワークに長く通っている方であれば、いつまでも求人票を掲載している企業にも注意して頂きたいですね。
常に人を募集をしているということは、離職率が高い=ブラック企業である確率が高いのですから。
民間のお仕事紹介会社に嘘求人はない
それからこれは個人的な意見になりますが、転職エージェントという仕事を通して業界を学んできた立場で言えば、仕事を探すなら絶対に民間のお仕事紹介会社を利用した方がいいです。
というよりはハローワークも含めて、色々なお仕事紹介会社に顔を出すのが一番ですね。
一つのところに頼り切るよりも、例えば
・地域密着のお仕事紹介会社
・ハローワーク
みたいな感じで、少なくとも3本柱以上でお仕事を探すのが、良い求人に出会える確率をグッと高めることが出来る秘訣でしょう。
特に民間のお仕事紹介会社は「有料職業紹介」になるので、嘘求人というものはまず存在しません。
嘘求人を出して人が定着しなければ、求人を出す側とってはただの赤字ですからね(笑)
なので嘘求人を掴まされたくなければ、民間のお仕事紹介会社をメインに活用してもいいかもしれません。
特に紹介後の定着率が高いところはホワイト企業を多く扱っているので、そういったところを上手く利用して、就職&転職活動を無事成功させてくださいね!