ブラック企業から転職したら、またブラック企業!?
近年「ブラック企業」という言葉をよく耳にしますね。
ブラック企業がどのような企業かは皆さんご存知だと思いますが、今の日本はそのブラック企業の数がどんどん増えています。
そしてブラック企業の増加を証明するように、ブラック企業からの転職に成功し、やっと抜け出せたと思ったら、転職先がまたブラック企業だったという事例も増えているのです…。
実際にそのような相談を受けることも増えていますし、ブラック企業からブラック企業に転職なんて笑えないですよね…!
そこで今回はブラック企業からの転職で再度ブラック企業へ入社しないよう、ブラック企業への転職を防ぐ方法を書いていきたいと思います!
ブラック企業の温床はどこか
気になる会社がブラック企業かどうかは、ある程度大きな企業であればインターネットで調べればすぐわかりますが、中小企業の場合ブラック企業かどうか見分けるのは難しいです。
以前書いた「ハローワークの嘘求人」に関する記事で、ブラック企業の見分け方についてある程度書きましたが、相手が嘘をつく可能性がある以上、ブラック企業かどうかを完璧見分けるのは最早不可能です。
なのでブラック企業かどうか見分ける目を持つことよりも、ブラック企業の温床がどこにあるのかを把握しておく方が重要になってきます。
ブラック企業の温床で転職先を探すのは自殺行為
ブラック企業が多く集まるところで求人を探すのは、ブラック企業入りの可能性が高まりますし、ある意味自殺行為に等しい行動かもしれません。
ブラック企業の温床はいくつかありますので、一つずつ見ていきましょう。
ブラック企業の一番の温床はハローワーク
ハローワークの求人の4割は嘘であるというデータが真実なら、そのままハローワークの求人の4割はブラック企業であると言えます。
それに以前の記事でも書きましたが、ハローワークには無料で求人が掲載出来るため、どれだけ退職者が増えてもまた無料で人材を集めることができます。
つまり離職率の高いブラック企業にとっては最高の環境なんですね。
ハローワークの求人にもホワイトな求人はありますが、確率的に考えたら低いものであることは間違いないでしょう。
ブラック企業の求人を薦める、地域の人材会社
実はあなたの地域にある地域密着型の人材会社も、ブラック企業を多く抱えている場合があります。
特に新しく出来た会社ほど、この傾向が強いですね。
全国区ではない会社は、抱えている案件数の母数を増やすため、近くのブラック企業の求人でも積極的に扱います。
そして契約を交わした以上は、人材を紹介しないと関係を継続しにくいため、あたかも優良企業であるかのように、求職者にブラック企業を紹介するのです。
地域密着の人材会社が優良企業か見分けるためには、しっかりした理念を掲げている会社かどうかを見るといいでしょう。
会社の理念がしっかりしている会社はブラック企業を扱わないので、その場合は小規模の会社でも信頼していいと思います。
ただホームページに在り来たりな理念を掲げているような会社は、正直ほとんどが社長のお金儲けのためだけに作られた会社なので、そういう芯がしっかりしていない会社は避けた方が無難ですね。
ブラック企業への転職を防ぐ方法
ブラック企業へ転職をしないためには、やはり大手の人材紹介サービスを使うのが一番いいでしょう。
今までハローワークしか使ったことがない方、どんなサービスを使えばいいかわからないという方は、まず転職者の約半数が利用している「リクナビNEXT」を覗いてみましょう!
こちらにはブラック企業とは逆の「ホワイト企業」の求人が数多くあり、特に今までハローワークのみでお仕事を探されていた方は、ハローワークで見ていた求人内容との差に驚くと思います。
今は色々な会社がクリーンな求人を扱い始めているので、ブラック企業の連鎖から抜け出せなくて困っている方は、まずはブラック企業の温床で求人を探さないことを心掛けてくださいね!