派遣会社に登録して仕事探しをしている方は近年とても多くなってきていますね。
日雇いではなく週5で安定して働ける派遣会社も多くなってきていますが、その中でよく勧められるのが「携帯ショップ」です。
確かに携帯ショップで働いていると、一般的なビジネスマナー、コミュニケーション能力を身に付けやすいので、次のステップに有利に働きます。
携帯ショップのお仕事を紹介する理由は派遣会社側にも十分ありますし、経験しておく価値も十分あるのです。
しかし、経験しておくべき仕事は人によって違います。
ただそれに対し派遣会社はどんな人でも同じ携帯ショップの案件で話を進めようとします。
例えばアパレルを希望している人に対して「まずは携帯ショップでビジネスマナーを身につけてから〜」という、少し考えれば少々無理のある話の進め方をしてくる傾向があるのです。
でも何故派遣会社は携帯ショップばかり勧めてくるのでしょうか?
派遣会社が携帯ショップしか勧めてこない理由
派遣会社が携帯ショップばかりを勧めてくるのには、やはりいくつか理由があります。
まずはその理由ごとに、一つ一つ解説していきましょう!
1.携帯ショップしか仕事の案件を持っていないから
小さな会社の場合はまずこれが原因の可能性が非常に高いです。
携帯ショップや家電量販店の携帯コーナーもそうですが、業界的に人の入れ替わりが激しく、慢性的な人材不足の業界です。
なので規模が小さかったり出来立てのよくわからない派遣会社でも、携帯ショップの案件は取れてしまいます。
なのでそういった会社は求職中の方がいらっしゃれば、ここぞとばかりに携帯ショップのみを勧めてくるというわけです。
2.単価(請値)が高く利幅が大きいから
携帯ショップや量販店の携帯orインターネット関連の仕事は、基本的に企業からの支払い金額が高いので、派遣社員に対しても高時給を提示できますが、同時に派遣会社側も潤う案件になります。
更に他の高時給の仕事に比べてスキルも経験も必要ないので、そこそこのポテンシャルを感じた求職者に対しては、とりあえず携帯ショップなどを提案してくる会社も多いでしょう。
こちらも完全に会社側の都合で仕事を決めようとしているパターンですね。
3.本当に携帯ショップの仕事をやった方がいいと思っているから
最初の方にも話しましたが、携帯ショップの経験者というのはビジネスマナーや接客応対、コミュニケーション能力が一定以上身に付いているため、転職で有利に働く事が多いです。
特に今までの職歴がない人ほど、携帯ショップの経験は今後有利に働く事は間違いありません。
なので派遣会社のエージェントの方が、本当に求職者の事を考えて提案している可能性もありますので、疑いの眼差しのみを向けてしまっていると、将来の機会損失へと繋がってしまうかもしれませんね。
派遣会社から携帯ショップの仕事を勧められたら・・・
派遣会社が携帯ショップを勧めてくる理由を3つにまとめてみましたが、心当たりなどはありましたでしょうか?(笑)
今後派遣会社に登録して仕事を探す機会があった時、携帯ショップばかりを勧められた場合は上記の疑いを持っておくと、派遣会社側の都合に流されることはなくなるでしょう。
ただ自身にとって携帯ショップの経験が本当に必要となるかもしれませんので、その経験が自身に必要かどうかをしっかり見極め、必要とあらば果敢にチャレンジしてみてもいいかもしれませんね!