就職活動、転職活動において「ハローワーク」を活用する人も多いと思います。
しかしご存知の方もいらっしゃるでしょうが、近年のハローワークにはブラック企業が増加し、嘘が書かれた求人票も多数ある状況です。
2015年にはハローワークの嘘求人に関するクレームが、ハローワークだけでも約12,000件届いている状況なので、現在のハローワークは最早ブラック企業の温床といっても過言ではありません。
ただハローワークはやはり求人数も多く、自分で仕事を探せるので気軽に通いやすい場所であることも間違いありませんよね。
そこで今回はハローワークでホワイト企業を見つける方法についてお話ししていきたいと思います!
ハローワークでホワイト企業は見つかるのか?
そもそもハローワークでホワイト企業を見つけることは可能なのでしょうか?
もちろん日本一の求人数を誇る媒体ですから、ホワイト企業がない訳はありませんよね。
ただ問題となってくるのは、ハローワークというブラック企業の温床の中から、ホワイト企業を見つけ出すことの難しさにあります。
更にホワイト企業だと思える求人票を運良く見つけたとしても、もしそれがブラック企業の嘘の求人票だったら・・・
あなたはしばらくブラック企業で働かなければならず、すぐ辞めたとしても職歴を一つ汚してしまうことになるので、ホワイト企業への就職から一歩遠のいてしまいます・・・。
ハローワークでホワイト企業を見つけるには
しかしハローワークからホワイト企業を見つける方法もあったりします。
これも嘘求人の台頭で絶対的なものではなくなってしまいましたが、今でも大きな指針となることは間違いないことと思いますので、これからの就職活動、転職活動の参考にしてみてください!
1.年間休日
年間休日が120日以上あれば、ホワイト企業だと思っていいです。
120日以上というのは、週休2日に加えて祝日や大型連休にもしっかり休みがあるという証拠だからです。
125日以上とかになると、かなりのホワイト企業ですね♪
ただ仕事がなさ過ぎて暇なだけの会社も稀にありますので、しっかりと給与面や雇用形態も確かめておきましょう。
2.給与面
これは就く職種によって大きく変わってきますので、ある程度自分が入りたい業界の平均年収を調べておくといいでしょう。
しかし重要なのは初任給よりも、今後その会社で昇給があるかどうかではないでしょうか?
「初任給だけ平均よりよかったけど、その後ほとんど給料が変わらない」といった声も世間では多いですからね…!
ちなみにこれは賞与の欄である程度判断できます。
例えば賞与が4ヶ月とか出る会社は、資本面やグループ会社が安定している企業なので、昇進に伴って昇給する可能性も大きく見込めます。
もし賞与が2ヶ月分やそれ以下であれば、ホワイト企業である可能性は少ないと思っていいでしょう。
しかし小さい会社ではボーナスが少ない代わりにすごくアットホームだったりもするので、給与面を重視しない方は参考にしなくても良いかもしれませんね!
3.ホームページ
興味のある会社の求人票をもらった後、その企業のホームページを調べる方は多いでしょう。
その時見るべきポイントとして、主要な取引先や資本面、会社の雰囲気を読み取ろうとすると思います。
しかし実は多くの方が見落としがちな点がひとつあるのです…!
それは同族経営かどうか。
家族や親族だけで会社の中心を担っている企業は、同族以外からしたらブラック企業以外の何物でもありません。
なので企業概要の欄などを見て、経営陣に同じ名字の人がいないかチェックしましょう。
代表取締役の名前しか書いてないこともありますので、その際は関連企業やホームページの隅々をチェックし、同族経営かどうか見抜いてください。
ハローワークの方がホワイト企業に入りやすい!?
実はブラック企業の温床となっているハローワークの方が、ホワイト企業に入りやすいという側面もあったりします。
転職サイトを利用してホワイト企業に入れなかった方でも、ハローワークから上手くホワイト企業に入れることもあるのです。
それらについては長くなってしまいますので、また次回に書いていきたいと思います!